ただ一度の「代役講師依頼」。
突然の入院・手術に見舞われた。
既に延長ができるタイミングは過ぎているし、致し方なく・・・。
代役講師は経験も豊かで、実力のある人。
準備も十分。
実施時には特に問題もなし。
しかし、研修の評価は“もう一つ”。
退院後のお詫び挨拶でのお客様の評価発言です。
当然ですが、お客様の好き嫌いもあるでしょう。
お客様に“この研修は、こんな形で・・・”というイメージもあるでしょう。
私へのリップサービスもあるかも。
素晴らしい研修には大きな要素が不可欠でしょう。
①会場・音響・研修備品などの研修環境。
②研修のコンテンツとインストラクション。
③受講者の受講姿勢と上司の協力姿勢。
このインストラクションの部分に講師の差が大きく出ます。
パッケージ研修プログラムでも講師によって研修評価は違いますよね。
受講者の受講姿勢も講師の関わり方で大きく違ってきます。
“研修は講師次第”とは言い切れません。
しかし、講師の力量は大きいことは確かです。
だから、事前の「講師面談」は是非やるべきでしょう。
どんな講師なのか確認すべきです。
面談をすれば、講師の研修への思いが分かります。
受講者への対応姿勢も垣間見ることができます。
発注の評価判断材料にするべきでしょう。
時に、面談と研修場面では実力発揮度が大きく違うこともあります。
その時は、実績で判断することになるでしょう。
《稲田裕計》