研修に「グループ討議」は付き物で、有効な展開要素です。
受講者自身が発言することで参加度・主体性・積極性も高まると言われています。
また、他者の意見で視野が広がるという効果もあると言われています。
他部門のことも分り、人脈が広がったという受講者からの発言も多く聞くことができます。
決して間違いではなく、研修ご担当者様もそう感じていることでしょう。
しかし、本当にグループ討議でどれほど効果があると言えるのでしょうか。
講師も受講者も研修ご担当者様もその効果を検証したことはないと思います。
集中力の維持時間から、オンライン研修の短時間化が求められる中で、時間を費やす「グループ討議」は見直す材料の一つではないでしょうか。
何を目的に「グループ討議」を行うのか、“どうすれば新たな気づきが生まれるのか”・・・考えたいものです。
少なくとも、従前のリアル対面研修のような展開で本当に良いのかは慎重に考えたいものです。
どうすれば盛り上がるかということより、重要な検討課題ではないでしょうか。
研修目的・目標に焦点を合わせた、グループ討議内容についての十分な検討が必要でしょう。
限られた研修時間を更に有効に使いたいものです。
⇒オンライン研修の充実⑧“受講者のパソコンスキル”に続く