人材育成セミナー・ビジョンシーク株式会社

スライドの意義(インストラクション④)

“スライドがテキストです。”

“先ずはスライドから、作り出します。”

 

そして、研修が始まります。

会場はスライドが見やすい暗さになる。

講師は、スライドの横のパソコン近くで話し始める。

講師の顔も暗くて、表情も見えづらい。

 

当然、板書もしない。

 

受講者は、スライドを見ない。

手元にあるテキストを見ながら話しを聞くことになります。

 

そんな光景が断続的に続く。

 

こんなことで本当にいいの?。

素朴な疑問です。

 

この講師って、「テキスト」「スライド」「板書」を使い分けって考えてる?・・・

 

「テキスト」⇒教科書。

「スライド」⇒教科書を解り易くするための補助。

「板書」⇒研修現場で起こる不測のでき事(質問・誤解・新しい関心事・・・)への対応。

 

こんな考え方が良いのでは・・・。

 

「スライド中心研修」⇒「テキスト中心研修」が良いと思う。

研修は、人と人が触れ合う機会なのだから・・・。

 

「スライド下手」もいる。

①文字数が多すぎる

②カラー使いが多すぎる

③1テーマ/1スライドになっていない

おまけに、アニメーションの多用・・・最悪のパターンだよね。

 

スライドの作り方についての書籍を読むことをお勧め。

自分も読んでみました、そのスキルを実際に使っています。

汎用性も高い・・・と実感です。

 

 

《稲田裕計》