「90分:20分:8分」
アメリカの教育研究者ロバート・パイクが提唱した法則です。
『90/20/8の法則』を簡単に言うと・・。
90分:理解しながら話を聞くのは90分が限界。
20分:記憶しながら話を聞くのは20分が限界。
8分:飽きずに集中して話を聞く8分が限界。
なかなか興味深いでしょう。
実際の研修場面ではどう応用するのでしょう。
ひとつのセッションは90分を基準とする。
その中での、グループディスカッションは20分程度以内。
個人ワーク・実習も20分程度以内。
時間が足りない時は、2回に分けて行うことが有効です。
8分に1回は振り返りを行い、リフレッシュさせる。
または、8分に1回はまとめ等の振返り作業を行う。
この8分法則は、“8分以上の話を続けないで・・・”ということもあります。
長々した話の咀嚼は難しいですよね。
なかなかテンポもよく、研修全体が締まります。
是非実践して、有効性を実感してください。
これを展開する前にやることがあります。
それは・・・・。
「レッスンプラン」を作ることです。
90分毎の時間割です。
その中に、どんな質問をするのかも書いておけば役立ちます。
《稲田裕計》