オンライン研修はリアル対面研修と違って、非効率なことがあります。
発言までのミュートを外す時間を要する、グループ討議までの時間が掛かる・・・。
講師からの問い掛けに対してのレスポンスも即反応とはいきません。
講師と受講者との会話はリアル対面研修と違ってきますので、全体の展開は多少遅くなります。
また、受講者の集中時間もあまり長時間を期待することは難しいと思われます。
画面からの情報収集には、リアル対面より高い集中力が求められるからでしょう。
そうなれば、2日間の終日研修はかなりハードルが高くなります。
事前学習と半日の本研修を2日間というところが多くなります。
結果として、研修内容は絞られることになります。
研修企画段階では、目的・目標と共に、研修に求めるセッションも絞る必要があります。
“マインドセットには時間が掛かる” という捉え方も見直すべきでしょう。
目的・目標を焦点に必要最小限的な視点でプログラムを考えることが求められます。
“欲張り”は結果として良い結果にはならないことは留意すべきことです。
⇒オンライン研修の充実⑤“一人ひとりに声掛けできる講師”に続く