オンライン研修を実施する中で、以前こんな経験をしました。
先ずはパソコン機器が整わず、レンタルで受講者分を補完されたことがあります。
受講者もパソコン操作に馴染んでいない方が多く、研修内容よりパソコン操作の難しさが研修受講の印象になってしまいました。
また、自席で受講されている方は、上司からの声掛けがあり、上司席でのやり取り場面がみられました。
会議室に数名の受講者が集まって受講された場合は、ハウリング、グループ討議で他グルーブの発言が入ってしまい、グループ討議の展開が難しい場面もありました。
一台のパソコンで複数人の参加や、テレビ会議システムとの併用での実施もありましたが、受講者一人一人の表情も不明でタイムリーな個別接触もできず、研修成果も十分把握できずじまいでした。
このようなことは稀になってきましたが、オンライン研修の開催には様々なハードルがあります。
物理的な距離があるうえに、受講者のワークシートへの書き込み状況も見えない中で展開するオンライン研修では、受講者の受講環境は最低限の確保が必要でしょう。
機器整備・受講場所確保などは研修前提課題としていただければと願います。
⇒オンライン研修の充実③“事前学習の充実”に続く