“毎年、研修が変わります。”
良いですよね。
“毎年、全く同じなんです。”
“講師も毎年同じ方にお任せしています。”
こんなことより、ずっと良いと思います。
経営方針が変わる。
会社としての重要課題が変わる。
このことにタイムリーに対応すること。
研修の大きな役割です。
だから、“毎年研修が変わる”・・・良いですよね。
でも、会社として変わらない強化課題はあるでしょう。
マネジメント力強化、主体性の強化、役割認識、人材育成・・・。
“実務の中で鍛える”“自己研鑽に任せる”。
できればいいのですが・・・。
一般的に考えて・・・。
「変える部分」と「変えない部分」が必要なのでしょう。
対象者が毎年変わる研修。
継続実施で社内風土を変えたい。
こんな視点は「変わらない部分」でしょう。
「変える部分」と「変えない部分」。
この2つの視点で考えることが無難です。
何が、今、研修に求められているでしょうか。
企業が強くなるために・・・。
経営視点も持ちながら・・・。
かつ、現場・現物・現状にも目を向けながら・・・。
必要な研修を考えて下さいね。
《稲田裕計》