人材育成セミナー・ビジョンシーク株式会社

目的実現を基に考える(コンテンツ①)

“このプログラム、なんで入れたの?” 。
“このセッション、研修目的とどんな関係があるの?”

 

“いや~、受講者のウケがいいから・・・。”
“チョットした、気分転換に・・・。”
“他に入れるものがなく、時間もあるので・・・。”

 

何と、これがプロ講師の返事です。
新人ですけど・・・、驚くでしょう?

 

研修には必ず目的があります。
そして、その実現のための目標があります。
その目標を達成するために、プログラム・セッションがあります。

 

こんな基本的なヒエラルキーも考えていない。
研修の設計も理解できていない。
誠に残念です。

 

もちろん、あまり組み立てを意識しない研修もあります。
スキル・知識研修が一例です。

 

でも、目的と目標はあります。

 

まずは“目的ありき”です。
此処は確実に抑えてください。

 

もし、目的が実現できるなら、研修時間は短い方がいいですね。
受講者の習得度の確認は必要ですが・・・。

 

その上に立って、受講者が楽しく学べる工夫があれば、最高です。

 

研修終了時に“アットいう間に終わった”と受講者が言ってくれる。
集中力が途切れない工夫もあれば、なお最高です。

 

《稲田裕計》