人材育成セミナー・ビジョンシーク株式会社

受講者への役立ち(マインド①)

社内講師は専任ではないことが多い。
他の業務を抱えながら研修講師をしておられる。
大変なことだと思います。

 

研修講師としてのスキルは十分ではないでしょう。
急遽、講師ノウハウを書籍で勉強する人もいます。
今までに受講した、講師を手本とする人もいます。

 

大きな不安を持って講師をされていることと思います。

 

多くの方は、回数を重ね、慣れていくことになります。
徐々に不安がなくなり、少し自信も持てるようになるでしょう。

 

そして、受講者の評価を意識する段階に入ります。
受講者の理解度、研修の成果…気になってくるでしょう。
客観的評価視点が生まれてきます。

 

 

研修受講は受講者の貴重な時間を使います。
講師・受講者の人件費コストも発生しています。
研修受講による逸失利益も発生しているかも知れません。

 

だから、「受講者への役立ち視点」は必要だと言えます。
「研修の成果」への意識も重要です。

 

社内のことがよく分かっている。
社内では担当する研修内容について詳しい。
コストカットも図る。
だから、自分が講師を務めていると認識していただきたい。

 

“忙しい中で引き受けたのでこれくらいでいいや”と言い訳しない。
“プロじゃないし・・・”と言い訳しない。

 

“受講者に役立つ”・・・これを基本として講師を務めてもらいたい。

 

もちろん、プロではありません。
少しずつ、積み重ねる以外はありません。
 

《稲田裕計》